孤独の中年バツイチおじさん、ともなしです。
今回は胃がん検診で「要精密検査」の通知が届いた時のお話し。
何の気なしに健康診断の通知を開けたのですが、嫌でも目につくピンク色の封筒と、それとは別に医師の紹介状付きの封筒を見て、一瞬で身体が凍りつきました。
日頃から、自分たちの年代になるといつ何があってもおかしくないよね、などと言ってはいるものの、突然自分は癌かもとなったら話は別です。
緊張感が一気にこみあげてきて、若干気も遠くなり気のせいか酸素も薄く感じました。

これが昔のドラマでよく見たがん宣告の気持ちか・・
健康にはそれほど自信はありませんが、家族や親せきで癌になった人はいないし、まさか自分がという気持ちでいっぱいでした。
胃がん検診に引っかかったら再検査と精密検査があるらしい
これは後から調べて分かったことですが、バリウム検査で異常がみつかると再検査と精密検査があるらしい。
以下はわかりやすい説明のあった病院の引用です。
再検査と精密検査の違いって?
健康診断や人間ドックで「要再検査」、「要精密検査」と告げられたいずれの場合も、“再度検査が必要”という点は同じです。しかし、以下のような違いがあります。
再検査
「要再検査」は、“数値に異常があったので、もう一度、前回と同じ内容の検査を受けてください”ということです。
異常値がその日の体調によるものなのか、それとも持続的なものなのかを確かめるために行われます。再検査でも異常が確認されれば、その原因を詳しく調べるための精密検査が必要になります。精密検査
「要精密検査」は、“数値に異常があり病気が疑われるので、今度はその原因を見つけるための詳しい検査を受けてください”ということです。
原因の有無を確認し、必要に応じて適切な治療へとつなげるために行われます。精密検査の内容は、最初の検査で示された異常の種類や値によって異なります。
引用元:健康診断で要再検査・要精密検査が出た方へ
再検査より精密検査の方が、病気が疑われると言うところの差があるみたいですね。
上記の説明だと再検査は前と同じ健康診断ならバリウム検査、精密検査は内視鏡(胃カメラ)という解釈でよさそうです。
今回の通知は少し検査的に重要度がありそうな『要精密検査』ですが、100%癌だとが決まったわけではないので、とにかく落ち着かなければと深呼吸をして、専門は違いますが医者の相方(彼女)に連絡。
慰め気味の『大丈夫、あなた前に胃の調子が悪くて胃カメラしたでしょう?バリウムは精度が低いからよく見てみましょう。ってことだけだよ。』

それに私の従妹もステージ4のがんだけど、今のところ元気だし
医師の紹介状もついてるし、本来ならがん検診に引っかかった人に対する説明会もあるようです。
現在はコロナ禍の影響で実施していないそう。
説明会ってなんか自助グループっぽくない?やっぱり癌の可能性高いんだよ。
などと最初はネガティブ発言ばかりしていましたが、吐き出しているうちに5分くらいで緊張は収まりました。
とにかく最短で見てくれる病院を探さなきゃね。とすぐに区のおすすめの病院一覧を確認。
できればクチコミ評価が高く、信頼できそうなクリニックなり病院にすると言うことで、電話を切りその日は思いのほかぐっすり眠りました。
それでもやはり次の日から、一人でそしてネットの情報を漁りにあさり、『健康診断で引っかかたけど大丈夫だった』人の話しや、『やっぱり癌だった』という人の記事も読み、自分は大丈夫と思い込みたい衝動でひたすら読みました。
そしてよさげな都心のクリニックを予約。
次回は、胃カメラ検査を受けてきた話をお届けします。