フルーツパフェと聞くと、甘いものが好きな若い女性やカップルが楽しむイメージが強いかもしれません。
しかし、千疋屋のフルーツパフェはそんな先入観を覆す一品です。
創業1834年の老舗果物専門店「千疋屋」が提供するパフェは、選び抜かれたフルーツの美味しさを最大限に引き出した逸品。
スイーツ好きな大人はもちろん、普段甘いものをあまり食べないおじさん世代にも刺さる魅力がたっぷり詰まっています。
今回は、先日行ってきたばかりの千疋屋のパフェの魅力を語ってみたいと思います。
千疋屋

20~30代の頃に良く利用させてもらっていた千疋屋。
千疋屋は歴史が古く、1834年(天保5年)に現在の日本橋人形町で誕生したとのことです。
天保といえば、歴史の授業で「大飢饉」があったと習った記憶がありますが、驚くことに千疋屋はその頃から存在していたんですね。
現在は果物専門店と、フルーツパーラー、レストランなどを展開しています。
これまで日本橋のお店によく通っていましたが、今回初めて銀座店を訪れました。
こだわり抜いたフルーツ
千疋屋が提供するフルーツは、産地や熟成状態を徹底的に管理し、最高の状態で店頭に並べられています。
江戸時代の頃から桃をコタツに入れて、熟させてからお客さんに届けていたという話には驚きました。
おじさんでも美味しく食べられる理由

果物に並々ならぬ情熱を傾ける千疋屋のパフェとフルーツサンド。
メロンパフェも捨てがたかったのですが、この日は数量限定の「春パフェ」を注文しました。
旬のイチゴをたっぷり乗せて、下の方には抹茶アイスや桜アイスなどが入っていて、彩り豊かで見た目も楽しめます。
イチゴは甘みと酸味のバランスが良く、ホイップクリームや下のアイスクリームと相性抜群。
フルーツの素材を生かすため、アイスやジャムの甘さ加減、ホイップクリームの脂肪分にも細かくこだわっているように感じました。
フルーツサンドも本当に久しぶりに食べましたが、程よい厚みと触感のパンは味もすごく濃厚です。
主役のフルーツはイチゴ、黄桃、リンゴ、メロンに栗とたっぷり入っています。
柔らかい素材の中にリンゴのシャキシャキ感も印象的でした。
私の味覚が壊れているだけかもしれませんが、パフェのイチゴは下のアイスやジャム、ホイップクリームなどがあるので、あえて甘酸っぱい素材のものを使用。
フルーツサンドは食パンとの相性を考え、甘めのイチゴを使っているんじゃないかなと感じました。
どちらにしても、おじさんでも大満足のスイーツです。
まとめ
千疋屋のパフェは、ただのスイーツではなく「特別な時間」を提供してくれる一品。
忙しい日々の中で、自分を癒すご褒美として、時には千疋屋の極上パフェを味わってみてはいかがでしょうか?
銀座千疋屋 銀座本店フルーツパーラー
住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目5−1 2F
電話番号: 0335720101
営業時間: [月~金]11:00~19:00/[土・日・祝]11:00~18:00
〈定休日〉年末年始
※2025年4月現在の情報。